7/6(木)スクール
参加者
3名
メニュー/振り返り
●ライフキネティック
ビブスキャッチ/最初は手足が動かない現象もあったが、失敗を恐れないでほしい。なかなかうまく行かなかったが、繰り返して行っていくうちに徐々に精度が上がる順応性はさすが。
●リフティング
高さ指定・横向き移動/精度や動きの制限の中でもボールを蹴る感覚を培ってほしい。リフティングの成長が見れることは嬉しい。
●シュート
裏抜け・パラレラ・ファー詰め/やはりシュート練習は楽しんでくれる。その中でシュートの状況を作り出すための動きに慣れてもらっている。DFの背後を取る動きという感覚を根付かせたいので、DF付きシュートゲームを増やしていこうと思う。
●パス交換
/準備と反応が求められるような難易度が高いことに挑戦をしてみた。体の置き所、状況判断、キック精度など人それぞれ課題が違ったので、指摘が難しかったが、また挑戦をしたい。
●ゲーム
/シュートエリアに制限を設けたが、制限に対する順応は想定以上にスムーズに行ってくれた。一生懸命に走っているし楽しい様子だが、もっと勝負にこだわる必死さを引き出していきたい。
参考にしている本
僕はこれまでフットサルイベント業で主に大人向けにサービス提供をしておりましたが、スクールでは子どもたち向けなのでこれまでと違うマインドが必要になると思いました。今回はスクールのために参考にしている本を紹介します。
嫌われる勇気 / 幸せになる勇気
アドラー心理学について書かれている本です。アドラー心理学は生きる上での困難・課題に解決法を示してくれます。MIKÁNフットサル代表 村松もスクールを始めるにあたって、「嫌われる勇気」を読み直すことをオススメしてくれました。
「嫌われる勇気」は人生全般、その続編の「幸せになる勇気」はその中でも特に教育にフォーカスした内容という印象です。スクールを教育といってしまってはおこがましい部分もありますが、スクール事業を行う中で必要なエッセンスがたくさん盛り込まれていると思っています。
記憶が正しければ、著者の岸見さんが子育てに悩んだときにアドラー心理学に出会って書いた本だったと思います。
是非一読してみてください。
以下、本の中で好きな言葉をあげます。
嫌われる勇気
- 健全な劣等感は他者との比較のなかで生まれるのではなく、「理想の自分」との比較で生まれる
- 他者の課題には踏み込まず、自分の課題には誰ひとり介入させない
- 「他者に貢献する」という導きの星さえ見失わければ、迷うことはないし、なにをしてもいい
幸せになる勇気
- 子どもたちの決断を尊重し、その決断を援助する。 いつでも援助する用意があることを伝え、近すぎない、援助ができる距離で、見守る
- 「人と違うこと」に価値を置くのではなく、「わたしであること」に価値を置く
- 「わたしは誰かの役に立っている」という主観的な感覚があれば、すなわち貢献感があれば、それでいい
マインドセット やればできる!の研究
科学的な観点から教育を見る本です。
教育をする側のマインドが教育を受ける側の成果に大きく影響を及ぼすことを知りました。あわせて、何かを教える人の責任は大きいものだとも痛感しました。すべての親御さまが読むべき本だと思います。
子どもには何事も自信をもって取り組んだもらうことが重要だと思います。スクールでもそれを実現できるようにしたいと思います。
- 自分の能力は学習や経験によって伸ばせるものなのかは、信じるかによって変わる。
- 人間の価値は勝負に勝った負けたで決まるものではない、持てる力を出し切って目標を追求したかどうかが重要。
- 優れた教師はできる生徒だけでなく、すべての生徒に対して高い基準を設ける。そして道筋を教える。